気分転換となるべき旧正月の連休を病気の寝たきりで過ごしてしまったので、脳内の靄々は晴れることなく蓄積中。私の一番の趣味は登山ですがベトナムでは望むべくもなく、ヒマラヤやアルプスの写真をネットで眺めるのが関の山。
そこで第二の趣味、読書。今回はお勉強も兼ねて、原書にチャレンジしてみることにしました。思えば、在越18年目にして、ベトナム語の原書に挑戦するのは初めてです。ちょっと情けないかも…。
これでも一応、英文科出身ではあるので、英語の原書はバックパッカー時代、暇にまかせてそこそこの数を読んでいました。
しかし「読んでいた」と言っても、大学生時代に山ばかり登って、真面目に勉強しなかったせいで、残念ながら楽しんで英文の本を読みこなせる英語力は身につかなかったので、「日本語でハマった本を英語で読み直す」作戦で、「読んだつもり読書」です。
まあ見栄が半分…いや、九割九分ですな(笑)。
で、近所の大きめの本屋に足を運んでみた所、ありましたよ、日本語でも何度も読んだ本の越訳本が。早速手に入れてきました。

左から、ヘミングウェイの「老人と海」、サン・テグジュペリの「星の王子様」、百田尚樹「永遠の0」。
日本語で読んでないから買いませんでしたけど、「魔女の宅急便」もありました。
永遠の0が越訳されているのはちょっと驚きでしたが、結構厚みもあるので最後に回して、まずは『星の王子さま』からベトナム語の「つもり読書」開始。
とても簡単なことなんだ。心で見ないとよく見えない。大事なことは目には見えないってことさ。
Rat chi la don gian:nguoi ta chi nhin ro duoc bang trai tim. Con mat thuong luon mu loa truoc dieu cot tu.
やっぱり、読書はいいですね。
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