さて、今年になってから特にですが、ベトナム語が人気になっているようで?
今までも、弊校のオンラインベトナム語講座の講師空き時間は殆ど無い状態でしたが、3月に入りとうとう空き時間ゼロに。おまけに、ウェイティングリストが伸びていく…。これまでに経験したことがないほどの盛況ぶりです。
こんなマイナー言語がナゼ?とも思うのですが、仕事でベトナム人と関係ができた…という方が、最近の傾向としては多いです。会社に研修生を受け入れていたり、自分がベトナム勤務になったり、といった感じですね。
しかしこの状況で調子に乗って、事業の拡大路線を取ることはしません。いわゆるチャンスってやつで、やればできるんでしょうけど。
2004年ぐらいでしたかね。日本語学校のほうでバブル的に受講生が増えたことがあり、若気の至りと言いますか、恥ずかしいことにそれを自分の実力と錯覚して、拡大路線に走ったことがあります。その結果、坂道を転がり落ちるように学校をダメにしました。
胸を張って言えることではありませんが、私は力を合わせて組織作りをしていくということが非常に苦手であり、それはもうはっきりとした「苦痛」です。自分が苦痛と感じていたのだから、私の周りにいた人たちも幸せになれるわけがありませんでした。
あの夜逃げを決めかけた最悪の日々を経験し、不惑の年となったことで、己の身の丈と身の程を知り、分をわきまえるに至っています。今の家族経営のような極小サイズが、私にとってベストのサイズ。器の小さい私は、この小ささでいることではじめて、「三方良し」でいられます。
エネルギーを使うのは、こと私の場合、断じて規模であってはならない。
お待たせしてしまっている方々には大変申し訳ないのですが、今しばらくご容赦ください。
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