日本は強い冬型の気圧配置が続き全国的に大荒れ模様、名古屋でも9年ぶりという大雪だったそうで。ベトナムは雪が降らない国、そして受講生のベトナム人の皆さんも、生まれて初めて見る雪に興奮(?)していました。
とにかく窓の外が気になるようで、視線はチラチラあちらの方へ。今日の仕事が終わったら、彼らはどうするのかな・・・。滑って転んで怪我をしたりなんかはしないでほしいですが、人生初の雪景色を味わってほしいところです。夜にはスマホで家族とスカイプつなげて、「ホラ、これが雪だ」なんてやってるんでしょうね。
今日のホーチミン市は一日曇で涼しかったけれど、私は一日中半袖。三流登山家時代にはさんざん慣れ親しんだ雪にも、とんと触れる機会がなくなってしまいました。
日本の雪景色を見ると、少し里心がつきますね。
2年前の2月、浦安の鉄工所に来ていたベトナム人を豪雪の新潟に連れていきました。私の日本語の教え子でもある青年は関越トンネルを越えて初めて見た3メートルの雪に絶句。白銀の高速を走って長岡のスキー場へ。地元の日本語ボランティアの紹介でタダでインストラクターを買って出てくれた指導員の簡単なレッスンの後、いきなり初心者コースにトライ!
なな、なんと、インストラクターの後をついて滑ってるではないか!うまい!帰国直前に実現した雪国体験。夢だった初スキーに興じる姿を見て心底つれてきてよかったなあと胸に迫るものを感じたものです。ホーチミンのヤン君、どうしてるかなあ。