最近はホーチミン市、いや、ベトナム全土も結構ぶっそうになってきているようで…。
でもいちばん物騒なのは、実はおまわりさんかも(笑)。こんなニュースが。
http://viet-jo.com/news/social/070208115747.html
これ見て思い出しましたが、実は私、日本語教師KENにも似た経験がありますです、ハイ。
今をさかのぼること4年ほど前ですが…
銀行で現金を下ろした帰り道、HCM名物(?)ひったくりに遭ってしまいました。
すでに銀行から後をつけられていたんでしょうが、バイクで帰宅途中に、バイク2人組の後ろに乗っているヤツに、たすき掛けにしていたかばんをひったくられました。
うちにベトナム人スタッフによると、まとまった金を下ろしたやつがいると、銀行窓口の子がひったくり屋さんに連絡して分け前をもらうんだとか。
まあ、眉唾ものの話ですが。
で、私、運転中だったんでそのまま転倒(痛かったっす)。しかしわりと丈夫なかばんだったんで、盗られてはいませんでした。
が、このままでは親分に顔向けできないと思ったのか、かばんを奪い損ねた子分がわざわざバイクを降りて、かばん奪取にリトライ。
そのまま路上でかばんをめぐる争いとあいなったのですが、白昼のこと、近所の男衆が日本語教師KENの加勢(と思われます)に駆けつけ始めました。
捕まりかけ、「よっしゃ、一発殴ってやるか」と思ったその時、新手のバイク2人組が現れ、空へ向けて威嚇発砲・・・。
クモの子を散らすようにいなくなる我が味方(?)、そして再び陸の孤島(路上)に一人取り残される、日本語教師KEN…。
「ああ、これでこの世ともおさらばか。我が人生に一片の悔いなし!」
なんて思う暇はありませんでしたが(笑)、ゲゲ、と思ったのはこれ事実。
そしたら運良く、4人組はそのまま仲良く逃げて行ってくれました。
で、結局金は盗られずにすんだのですが、「やられた!」のはその後。
警察に届を出すと、なんと!
「警官が興奮する群衆を鎮めるために撃ったのだ!」と、おのたまいになりました。
あれ、ベトナムには私服の警官はいらっしゃいましたっけ?、4人仲良くお逃げになったのは何?
しかし、君子危うきに近寄らず。触らぬ警官に祟りなし。「そうでございますか」とあいさつ申し上げて、それで終わりにしました。なんかアホらしかったんで、領事館にも届けず。
ベトナムに来て7年目ですが、危いめにあった(って言っても怪我してませんが)のはこのときぐらいですね。
そういえば、昔(10年ぐらい前)バックパッカーをしていたとき。ガイドブックに「カンボジアの治安を悪くしているのは警察官」と書かれていましたっけ(爆)。
今はそんなことは…、
ないと思います、多分。
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