2012年06月30日

メキシコの漁師とMBAの旅行者・ベトナム編

ベトナムにて、まあまがりなりにも学校を興し10年以上も続けております。こう長く居着いていると、しばしば「どうしてベトナム?」と聞かれたりするのですが・・・。

最近は「ビジネスチャンスが云々」、とか「熱気がどうの」とか、そういう熱い若者(?)が多く起業したりしているようですが、私に限っては全くそんなものではありません。

我が気持ちを端的に表してくれるのが、有名なコピペ、「メキシコの漁師とMBAの旅行者」。

(以下コピペ)
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって... ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」
(コピペ終わり)


と、これですね(笑)。

日本では、よほどの間違い(?)がない限り、このスペインの漁師のような生活はできないことは、これ必定。片手間に「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分」な魚がとれることなどないし、寒い冬が来れば獲物もなくなる。今の日本では、金がないのは首がない・・・ようなものです。

しかしベトナム(特に南部)は、年がら年中熱くて気候がよく、田んぼに籾を撒けば勝手に稲が生え、台所ではたいて来たゴキブリを餌に釣り糸を垂らせば、勝手に魚が釣れてしまうような国。

日本語教師という安定して貧乏な職業でも、上のスペインの漁師みたいに楽しく気楽な生活ができるのではないか、とふんだ訳です。まあ、最初の8年ぐらいは全くそうは行かず計算違いでしたが(笑)、今は理想に近づいて来たかな・・・。

晴耕雨読の生活にさらに近づけるよう、もうちょっと頑張りしましょうかね。


posted by KEN at 02:49| Comment(0) | ベトナム生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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