2009年11月27日

目型・耳型

語学学習について、人には大きく2つのパターンがあります。それは、「目型」の人と、「耳型」の人。

目型…というのは、まあ簡単に言うと、目で見ないと頭に入らない、覚えられない、という人です。語学学習はテキストに沿ってやらないと納得できない、ってな人。

耳型…というのは、逆に耳で覚えてしまう、教科書の文字を見てると眠くなってしまう(笑)、ような人。とにかくバンバン実践で話して使い倒し、ある程度できるようになってしまう人たち。極論すると、飲み屋の女の子に多いタイプです(笑)。

日本語を学ぶベトナム人、ベトナム語を学ぶ日本人、僕の門下生(?)にはどちらもいますが、この目型・耳型の比率が違います。

日本人・ベトナム人、どちらの場合も目型が大多数なのですが、耳型の比率は、やはりベトナム人のほうが多し。テストは苦手だけど、会話させたらけっこう上手くこなす…ってなタイプが、ベトナム人には比率として多いですね。

もちろん日本人にも目型の人はいて、「テキストに沿って勉強するのはつまらん!」という人も少数ながら存在します。が、圧倒的大多数は、「ちゃんと教科書に沿ってやってください」。

別にどちらが良いとか悪いとかの話ではなく、性格というか脳の働き方というか…まあそっち系の話です。

ちなみに日本語教師KENは、100%目型であります。


posted by KEN at 17:32| Comment(0) | 異文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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