フランス殖民時代に今のアルファベット表記が使われるようになったのですが、日本語の漢字に音読みと訓読みがあるように、ベトナム語にもこの音読み(中国起源の語彙)と訓読み(ベトナム起源の語彙)に対応する言葉があるのです。
例えば、先日話題になった日食。ベトナム語で日食をnhat thucと言いますが(声調符号は省略)、「NHAT」は「日」、「THUC」は「食」に当たります。
例えば…
Nhat Ban(日本)、thuc pham(食品)、作品(tac pham)・・・
漢字を教えるときは、「食…THUC/食べる…an」なんて具合に表形式で音・訓を対応させて教えます。
で、こういう漢字−ベトナム語変換を知っていると、日本語を教えるにもベトナム語を学ぶのにも非常に役に立つわけです。
この「漢字−ベトナム語変換」、ベトナム人の日本語教師ならまず知っていますが、日本人の日本語教師でこれを使って効率的に漢字を教えられる人はまずいません。
まあ日本語教師の9割は1年以内に帰国してしまいますから、そこまでの努力をしようという人はまずいないのでしょうが…。
漢字を覚えると一気に語彙が増えるし、この音・訓対応を使って教えればベトナム人には覚えやすいし、ベトナムで日本語教師をするなら必ず身に着けたい知識。
「日本人は会話担当…」と逃げないでほしいですね(笑)。
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ぜひ続きが読みたいのですが、よろしくお願いします。
ベトナム人が漢字を覚えるためのものは自分で整理しているのですが、日本人のベトナム語ボキャビルのためのものとなると…。
皆川一夫著『チャオ―日常生活の中のベトナム語』の後ろの巻末付録に、簡単にこの漢字−ベトナム語変換がでています。今は絶版になっていたような記憶がありますが、『話したくなる!気持ちが通じる!くらしのベトナム語ハンドブック』がリニューアル版なら、それに載っているかもしれません。本屋さんで見てみてください。