http://www.j-cast.com/2008/08/18025084.html
医療現場の人手不足を解消するために、外国(まずはインドネシア)から看護師を受け入れようという制度ですね。日本とインドネシアとの経済連携協定にもとづいて、現地で看護師の資格を持つインドネシア国籍の200人が2008年8月7日に来日したそうですが、結局予定の半分以下とか。この記事では以下の理由から「救世主とはなりえない」と断じています。
1.入国後に半年間の日本語研修を受けただけで実務に入る、という研修期間の短さ。日本語を話せない状態で来日し、半年で少なくとも日常会話ができるようになり、帰国する4年以内に看護師の資格試験(もちろん日本人用の)に合格できるだけの日本語力を習得する。習得できるのか疑問。
2.看護師資格取得のチャンスが4年で1回しかない。第一期の試験合格者が少ないと、外国人看護師は大幅に減る心配がある。
よって、制度そのものが崩壊しかねない…。
私日本語教師KENは、2はともかく1については、あまりにも現実を無視(というか、全く知らないんでしょうが)した机上の理論だと感じます。
ゼロスタートで、半年以内に日常会話をある程度マスターする…、ほとんどありえないペースです。なにしろ彼(彼女)らは、留学生のように日本語の勉強だけしていればいい、という立場の人ではないのですし…。
よほど語学の才能に恵まれた人なら可能でしょうが、まあ100人中2〜3人ぐらいじゃないでしょうか、そんな人は。
国際厚生事業団の担当者は、「どのくらいの人が受かるかは、初めてなのでやってみないとわからない。研修をがんばってもらうしかない」と言っているそうですが、なんたる無責任な発言(笑)。
う〜ん、国の事業っていうものは、こうやって現場の知識・常識を全然知らない人が、エアコンの効いた部屋の中で決めるんでしょうかねぇ。
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