ベトナム南部は雨季と乾季しかない常夏ですが、雨季に入った5月の終わりごろから、6月の今頃まで蛍が見られます。それも、大都会ホーチミン市で。
まあホーチミン市と言っても端の端、思いっ切り郊外の知る人ぞ知る(?)某所ですが、夕方の日が落ちてまだ薄明るい時間帯から蛍が瞬き出します。
森の奥に小さな沼があり、どうやらそこに生息している模様。大量生息しているわけではないですが、道にバイクを停めて目を凝らすと、10匹ぐらいはすぐに見つかります。暗い森のなかでふわふわと飛んでいるホタルは実に幻想的。
この他にも2箇所、合計3箇所の蛍ポイントを知っていますが、ビエンホア市での授業の帰り道、時々寄り道をしてホタル見物をしながら帰宅し、心をリフレッシュさせています。先日は子供も連れて見物に行ってきました。
ただ不思議な事は、いつ行ってもホタル見物をするベトナム人に出くわしたことがない…。ベトナムには蛍を愛でるという情緒はない…のでしょうか?
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